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子どもたち、飯野川を楽しむ 有志企画でXマスパーティー 街に愛着を

景品のお菓子や唐揚げを持ち寄って食べる子ども

 石巻市相野谷の飯野川商店街周辺を巡るクリスマスパーティーが8日、開かれた。地域の子どもや保護者など33人が参加し、ゲームや軽食を楽しんだ。

 地域内外の有志で作る「飯野川を楽しむパーティー実行委員会」(塩田恵利子代表)が主催した。地域への愛着を育もうと企画し、今年で2回目。

 参加者はまず空き店舗に設けられた会場で、アートバルーンやクリスマス飾りの制作、カードゲームなどの課題に挑戦した。課題をクリアすると引けるくじには商店街の店名が記してあり、各店舗でお菓子や軽食に引き換えた。

 「食堂きかく」では唐揚げ、「水沼食品店」ではアイスがもらえ、子どもたちはゲームの報酬をおいしそうにほおばった。対応した店員も「コロナ禍で人通りが減っていたのでにぎやかになりうれしい」と笑顔だった。

 きょうだいと参加した飯野川小3年の三浦直登君(9)は「唐揚げがおいしかった。普段商店街に行くことが少ないから楽しかった」と話した。

 実行委の立ち上げから関わっている市地域おこし協力隊員の米倉真喜子さん(47)は「楽しんでもらえて良かった。地域の方々の協力もあり、イベントがこれからどうなっていくか楽しみ」と話した。

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