危険運転抑止へ大規模検問 石巻と河北両署、合同で実施
石巻・河北両署を含む県警の沿岸ブロック6署は8日、石巻、気仙沼、登米市の主要幹線道路3カ所で大規模検問を実施した。15日からの「年末・年始特別警戒取り締まり」を前に、飲酒運転など危険運転を抑止するのが目的。
石巻市中浦1丁目付近の国道398号では両署の交通課長を含めた署員14人が約1時間半検問した。通過する車両を止め、アルコール検知器でドライバーの呼気をチェックした。
3カ所で検問した車は計約360台。石巻市では信号無視1件、気仙沼市では免許証不携帯1件を取り締まった。飲酒運転による摘発はなかった。
県内では今年、交通事故で45人(8日現在)が亡くなり、昨年1年間の37人を上回っている。
石巻署の武内和也交通課長は「重大事故の多発に歯止めをかけなければいけない」と述べた。
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