古代牡鹿地方の生活実態に迫る あす、東松島市文化財講演会
東松島市文化財講演会「蝦夷(えみし)と柵戸(さくこ)(倭人(わじん))-古代牡鹿地方の住民の実態に迫る!」(東松島市教委主催)が17日、市矢本東市民センターで開かれる。午後1~3時。
東北学院大名誉教授の熊谷公男氏が講師を務める。飛鳥時代から奈良時代にかけて陸奥国牡鹿郡に属した石巻地方は蝦夷との境界に位置し、役所跡「牡鹿郡家(ぐうけ)」や、蝦夷政策のための城柵「牡鹿柵(おしかのさく)」と考えられる「赤井官衙(かんが)遺跡」では長年発掘調査が行われている。
これまでの発掘調査や文献史料を基に、蝦夷の生活や文化、石巻地方を治めていた東北最大の豪族、丸子氏(後の道嶋氏)一族の実態に迫る。
入場無料。参加希望者は奥松島縄文村歴史資料館に電話かファクス、メールで申し込む。連絡先は0225(88)3927。
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