愛媛・宇和島の恵み、「みかん鯛」など人気 石巻でフェア きょうまで
愛媛県宇和島市のミカンやブリなどを販売する特産品フェアが16日、石巻市のぞみ野2丁目の食品スーパー「あいのや石巻のぞみ野店」で始まった。
鮮魚コーナーにミカンの皮を餌に混ぜて養殖したブランド品「みかん鯛(だい)」などが並んだ。ほんのりとミカンの味と香りがする刺し身やすしが販売され、多くの来店客が買い求めた。
宇和島市の岡原文彰市長が、生卵をといたしょうゆの中にタイの刺し身を漬けご飯に乗せた「宇和島鯛(たい)めし」を振る舞った。岡原市長は「同じ水産の町として一緒に未来を歩んでいきたい」と話した。
刺し身とミカンを購入した石巻市門脇の主婦阿部のり子さん(66)は「試食したタイがプリプリでおいしかった。ご飯に刺し身、デザートにミカンを食べる」と笑顔で話した。
同店は6月、宇和島市の鮮魚を販売し交流が生まれた。鈴木敏弘店長(43)は「普段買うことのできない商品をぜひ堪能してほしい」と話した。
フェアは17日まで。商品がなくなり次第販売を終了する。蛇口からみかんジュースが出るコーナーを午前11時半から設け、無料で先着100人が利用できる。
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