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元気に餅つき 支援学級生、仲良く交流 石巻・蛇田地区

きねと臼での餅つきを体験する児童生徒ら

 石巻市蛇田地区の特別支援学級に通う児童生徒の保護者らを中心につくる後援団体「ひまわりの会」は13日、餅つき会を同市向陽小体育館で開いた。

 蛇田中学区の向陽小、蛇田小、蛇田中の児童生徒計32人が参加した。向陽小と蛇田小の5年生が近くの田んぼで田植えなどをして育てたもち米を使用。子どもたちがきねを振るって餅をついた。保護者らがあんこ、きなこ、ノリ餅を調理し、全員で味わった。

 向陽小5年の佐藤将聖(まさと)君(11)は「餅つき会を楽しみにしていた。餅は軟らかく、味がしっかり絡んでおいしい」と話した。ビー玉を使った遊びなども楽しみ、交流した。

 餅つき会は蛇田中学区の特別支援学級に通う児童生徒の交流を深めようと、毎年12月に開かれている恒例行事。ひまわりの会の布施東吉会長(73)は「餅を食べながら、元気に仲良く過ごせる機会になればうれしい」と語った。

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