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犯罪被害防止を啓発 河北署、中学2校と連携 道の駅でチラシなど配布

道の駅の利用客に防犯を呼びかけながら啓発チラシを配る生徒(左)

 河北署は15日、石巻市飯野川中、桃生中の健全育成ボランティア組織と連携して同市小船越の道の駅「上品の郷」で犯罪被害防止キャンペーンを行った。年末年始特別警戒の一環。

 生徒会役員で結成された「飯野川アルカス」から4人、福祉委員会委員の「桃生中アルカス」から3人の生徒が参加。河北署や河北地区防犯協会連合会のメンバーら8人と協力して利用客に防犯を呼びかけた。

 生徒らは「特殊詐欺に気をつけてください」と声をかけながら、防犯知識や対策法などが書かれたチラシとポケットティッシュのセット100個を配布した。

 受け取った同市二子の60代主婦は「アルカスの活動によって犯罪が減ると思う」と話した。

 活動に参加した飯野川中2年の阿部莉音菜さん(14)は「飯野川で詐欺被害がなくなってほしい。不審なメールは無視してください」と訴えた。桃生中2年の菊地実生さん(14)は「犯罪が減るように願っています。知らない人からの電話には出ないで」と話した。

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