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東松島経営大賞顕彰式 銀賞に「H&H Labo」、地産地消のパフェ考案

経営大賞の入賞者と関係者ら

 東松島市商工会は20日、2023年度の東松島経営大賞顕彰式を同市赤井の東松庵で開いた。今回は金賞の該当者はおらず、市内3事業所に銀賞と銅賞の賞状と賞金が贈られた。

 経営大賞は、経営課題解決のための事業計画を募り、地元企業の将来設計意識を醸成することが狙い。5回目となった本年度は5事業者から応募があり、実現可能性や地域への貢献度などを審査した。

 銀賞に選ばれた同市野蒜ケ丘3丁目のジェラート店「H&H Labo」は「地産地消でさらに魅力的なかたちへ」と題し、地元産の果物などで作るジェラートを生かしたパフェを考案。店舗ではこれまで、野蒜地区で生産されたイチゴや、市の友好都市の東根市産ラ・フランスを使ったパフェを限定販売した。経営者の二宮真美さん(47)は「若い人が東松島に来るきっかけになるようなパフェを作り、新たに専門店も開きたい」と展望を語った。

 式には、商工会関係者ら約40人が出席。橋本孝一会長は「この街をなんとか盛り上げようと始まった賞。受賞した方々には今後も大いに活躍してもらいたい」とあいさつした。

 銅賞には飲食業「Smile dining」(牛網)と奥松島観光タクシー(野蒜ケ丘)がそれぞれ選ばれた。

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