東松島の県道改良事業 大浜-月浜間1130メートル開通 農水産業や観光振興、期待
県道奥松島松島公園線(東松島市宮戸室浜-松島町高城、延長20.1キロ)のうち、同市宮戸大浜で進められていた道路改良工事が完了し、21日に開通した。
改良されたのは大浜地区と月浜地区を結ぶ延長1130メートル区間。幅員9.75メートル。事業は2017年に始まり、昨年11月に着工した。幅が狭く車の通行が不便だったが、2車線で歩道も新たに整備された。西端には月浜海水浴場があり、観光客の利便性向上も期待できる。
開通式が同日現地で開かれ、渥美巌市長ら関係者がテープカットし、集まった約30人の地域住民とともに開通を祝った。
県東部土木事務所の本郷雅俊所長は「安全で円滑な交通で、地域の活性化に大きく寄与すると期待する」とあいさつ。渥美市長は「農業や水産業、観光振興に不可欠な幹線道路。観光客がますます訪れ地域がにぎわうだろう」と祝辞を述べた。
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