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写真で振り返る2023年 石巻地方

 新型コロナウイルスの5類移行でまちににぎわいが戻った2023年。石巻地方では猛暑の中、夏祭りが盛り上がった。東日本大震災からの復興事業は大型のインフラ整備が完了した半面、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出開始で漁業者に新たな不安も広がった。明暗入り交じった今年の主な出来事を写真で振り返る。

復興道路が全通 ハード事業完了  

 石巻市西部の沿岸地区を東西に走る釜大街道線が完成し、通り初めで全通を祝った。国の復興財源を活用したハード事業が完了した=3月31日

コロナ5類移行 イベント復活   

 新型コロナの5類移行に合わせ、各地でイベントが復活した。朝日山計仙麻(けせま)神社のみこし渡御も4年ぶりの活気に包まれた=4月23日、石巻市北村

処理水放出 水産業への影響不安  

 ホヤの状態を確認する漁師。福島第1原発の処理水放出が水産物の販路に影響しないか、懸念が広がった=7月4日、石巻市谷川浜

酷暑の夏 涼を求めて海辺へ    

 酷暑続きの夏だった。涼を求め、波打ち際で遊ぶ親子は楽しそう=7月26日、東松島市の野蒜海岸

にぎわう川開き 震災後最多27万人 

 東日本大震災後最多となる27万6000人が訪れた石巻川開き祭り。熱中症を警戒しながらも市民のエネルギーが爆発=8月6日、石巻市のアイトピア

大内投手楽天入団 東北の星に   

 日本ウェルネス宮城高(東松島市)の大内誠弥投手がプロ野球東北楽天からドラフト7位指名。地元にうれしいニュースが駆け巡った=10月26日、同高

悲願の架け橋 出島と陸続き間近  

 女川町の出島住民の悲願だった本土との架け橋。中央部分のアーチ橋が設置され、陸続きの日が近いことを実感できた=11月16日

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