小学生４人が子供司書に　女川町教委、養成講座閉講式で認定書

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　本年度の女川町教委主催「子供司書養成講座」が終了した。本年度は５～１０月に１０講座を開き、４年生１人、５年生３人の計４人が受講、子供司書に認定された。

　子どもたちは講座で図書館と司書の仕事について学んだほか、読み聞かせ研修や図書館の本を選ぶ「ブックハンティング」などに取り組んだ。今後、町役場内にある生涯学習センターの「女川つながる図書館」に置く本を選んだり、貸し出し作業を手伝ったりする。

　閉講式が今月２日、町まちなか交流館であり、平塚隆教育長が子供司書認定証書と認定証カードを手渡した。

　子どもたちは読み聞かせを披露。感想発表では「読み聞かせは最初恥ずかしくて声が小さかったけど、練習していくうちにだんだん勇気が出てきた」「みんなに本の楽しさを伝えたい」などと講座を振り返りながら抱負を語った。

　養成講座は２０１２年度に始まり、小学４～６年生を対象に実施。子どもたちに本への関心を深め、読書の楽しさなどを知ってもらおうと開催している。今回を含め６４人が認定を受けた。