東松島市、地域おこし協力隊に工藤さん 東京から移住、漁業に従事
東松島市は1日、地域おこし協力隊に青森県野辺地町出身の工藤亮太さん(29)を委嘱した。大曲地区のワカメ養殖業「大曲浜のわかめ屋」に所属し、定置網漁などに取り組む。任期は最長3年。
工藤さんは埼玉県上尾市で育ち、高校卒業後は東京都で左官業をしていた。地方での暮らしに関心があり、1歳半になる長女や7月に生まれる予定の第2子に「豊かな自然の中で遊んでほしい」と東京都練馬区から移住した。
10日に市役所で行われた委嘱状交付式で、工藤さんは「海の仕事は未経験だがやった分だけ成果があり、やりがいを感じる。怒られながら勉強していきたい」と話した。
渥美巖市長は「人口減少が激しいため1次産業に携わる若者は大歓迎。危険な面もある仕事だがぜひ頑張ってほしい」と激励した。
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