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どんと祭の炎に新年の平和祈る 子ども広場でたこ揚げも 東松島・矢本運動公園

正月飾りをたき上げ1年の無病息災を祈った

 東松島市商工会青年部主催の「どんと祭」が14日、同市大曲の矢本運動公園多目的グラウンドであった。家族連れなど多くの市民でにぎわい、正月飾りをたき上げて1年の無病息災を祈った。

 須賀神社(同市矢本)の宮司らが火入れ式を行い、グラウンドに設置したたき上げ場でしめ飾りや繭玉を燃やした。市民は火を眺めながら談笑したり、そばに特設された神社に参拝したりして新年への思いを新たにした。

 野球場には小学生以下を対象とした「子ども広場」を設け、約70組の子どもがたこ揚げを楽しんだ。

 近隣住民と連れ立って訪れた同市矢本の60代主婦は「心穏やかでいられるように平和を祈った。不穏なことに目をつぶるわけにはいかないので、見るべきを見て聞くべきを聞きたい」と話した。

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