(795)おまもりに綻びのあり寒昴/桜田樹里(2005年~)
自分を守ってくれるはずのお守りに綻(ほころ)びがある。いやいや、もしかして、自分の身代わりになって綻びが生まれたのではないのかしら。リュックにしまったり、日常持ち歩いたりするものだからこそ、いつしか綻びが生まれ、ぼろぼろになってしまう。ごめんなさい、神様。優しい発見が染み通っている。同時に、星団が…
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