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石巻地区公立高出願希望調査 最高倍率は1.04倍、石巻好文館と石巻西

 県教委は17日、2024年度公立高の入学者選抜出願希望調査の結果を発表した。石巻地区の全日制8校で最も高い倍率は石巻好文館と石巻西の1・04倍で、石巻は0.73倍で定員割れした。23年度1.40倍で最も倍率が高かった石巻工の電気情報科と土木システム科は0.68倍、0.90倍と定員に届かなかった。定員割れは6校11学科・コースとなった。

 石巻地区全体の全日制の志願者数は1105人で、募集定員1440人に対する志願倍率は0.77倍(23年度0.83倍)だった。

 1次募集は学力調査と調査書点を基に判定する「共通選抜」と各校で教科の配点を変更し、面接や実技などの得点を加える「特色選抜」を併用。共通、特色の両選抜の募集定員の比重は各校が決定する。

 定時制の東松島、石巻北飯野川の2校4学科・部も定員割れとなった。

 学力検査は3月5日。追試験は8日で、合格発表はいずれも14日。2次募集の学力検査は3月21日で合格発表は21、22日。

 県内で今春の中学校卒業予定者は1万9689人。全日制は24年度1万3640人の募集定員に対し、志願者は1万3656人で、志願倍率は23年度の1.02倍を0.02ポイント下回った。

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