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通信制・さくら国際高の新キャンパス、4月開校 石巻の学習塾が運営

さくら国際高石巻キャンパスとして利用される新教育ゼミナールの校舎

 通信制のさくら国際高校(長野県上田市)の石巻キャンパスが4月、石巻市門脇青葉東に開校する。学習塾の新教育ゼミナールなどを手がける同市のエヌ・イー・エスが、塾校舎を利用してキャンパスを運営する。今月27、28日に完全予約制で個別相談会を開く。

 好きなことや進路に合わせてコースを選び、自分のペースで楽しく学びながら3年間で卒業する。卒業には3年間で74単位の習得が必要で、スクーリング(面接指導)とレポート提出、単位認定試験で単位を取得する。

 同社はこれまで、他校の学習センターを運営し、レポートの作成支援をしてきた実績がある。石巻キャンパスでは、レポートの支援に加え、スクーリングと単位認定試験を実施する。

 県内では仙台市内のキャンパスに次いで2カ所目。独自の五つのコースを設け、大学進学や資格取得、保育、IT技術、ネイル・ヘアアレンジなどに対応する。保育コースでは福祉、保育の基礎を学び、体験学習ができる。

 スタッフは約20人。さまざまな事情を抱えて入学する高校生一人一人に寄り添い、学校生活をバックアップする。木村強行社長(73)は「知らない場所でスクーリングや試験に臨むハードルが下がり、安心して通うことができる。将来を見据えた自己実現を後押ししたい」と話した。

 個別相談会の会場は1階に河合塾マナビス石巻校が入る石巻市山下町2丁目1の53の建物3階。予約は電話で受け付ける。連絡先は0225(96)3373=午前10時半~午後3時=。

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