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海の事故、通報は「118番」 石巻海保、石巻イオンで周知活動

署員(左)が買い物客に118番の使い方を説明した

 石巻海上保安署は「118番の日」の18日、海上での事故などを通報する緊急通報ダイヤル「118番」を多くの人に知ってもらおうと、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻で周知活動を実施した。

 署員4人が買い物客らに118番の使い方が書かれたチラシなどを手渡しながら、適正な利用について説明。海上保安庁のイメージキャラクター「うーみん」も駆けつけ、118番をPRした。

 大和町から長女の東堤充咲(みさき)ちゃん(4)と、買い物に訪れた母親の希美さん(40)は「子どもが大きくなったら海に連れて行きたい。救助が必要になった時、間違えないで118番にかけられるように覚えておきたい」と話した。

 昨年の第2管区海上保安本部(塩釜市)への118番通報は2万4933件。そのうち有効件数は209件と0.84%にとどまり、大半が間違い電話や無言電話だった。

 石巻海上保安署の角直樹署長(54)は「人命救助は時間との闘い。間違い電話などは、本当に助けを求めている人の救助活動に支障をきたす場合がある。正しい使い方を覚えてほしい」と話した。

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