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「ブルーインパルス」ファン、熱視線 東松島に航空グッズ専門店オープン

ブルーグッズに囲まれた店内を紹介する大津さん

 東松島市の航空自衛隊松島基地に所属する曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の商品など航空グッズを扱う専門店「大きな栗」が、同市矢本北浦にオープンした。経営する元自衛官の大津敏男さん(68)は「気軽に来てもらえる店に」と張り切る。

 場所は飲食店やカラオケ店が並ぶ国道45号沿いの一角で、9日に開店。約80平方メートルの店内には、ブルーインパルスのカレンダーやワッペン、マグカップ、文房具など100種類ほどの商品がそろう。オリジナル商品として、大津さん手製の5番機と6番機の技を再現したデザインのサイドテーブルも用意した。

 商品以外では航空機の模型やラジコン、古い部品なども展示している。

 大津さんは山形県中山町出身。主に松島基地の整備士などを務め、36年間勤務した。ブルーを模したバイクチーム「ブルーインパルスジュニア」の生みの親でもあり、退官後は自動車関連の事業を営む。これまでOBとして松島基地の航空祭で店を出したり、ブルーのオリジナルカレンダーを販売したりしてきた。

 ブルーのグッズは土産品や地場産品と一緒に販売されることが多いため、航空グッズの専門店をつくろうと思い立ったという。

 大津さんは「ブルーに詳しい人も詳しくない人も気軽に来られる店にしたい。今後はオリジナル商品も増やしていきたい」と話す。

 営業は火~土曜の午前10時~午後4時。東松島市矢本北浦485の9。

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