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石巻地方の教員、演奏で魅了 研究会で30人発表 4年ぶり

美しい音色を響かせたリコーダーのアンサンブル

 石巻教育研究会の音楽研究会(会員55人)が主催する「第24回教職員研究演奏会」が20日、石巻市河北総合センターで開かれた。市内外の小、中学校の教諭約30人が練習の成果を披露した。

 1996年に始まった教職員による演奏会は全国的にも珍しい取り組み。新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶりとなった。

 ステージでは、琴による「花は咲く」の演奏があったほか、出演者がそれぞれ選んだクラシックギター、アルトサックスなどさまざまな楽器を駆使して発表。美しい音色で来場者の心を和ませた。混声合唱を披露するグループもあった。

 初参加の教諭たちによるピアノ連弾などの後、最後には全員で「あなたに会えて」「あすという日が」を合唱した。

 音楽研究会の会長を務める桃生中の和泉千佳子校長は「今年は若手教員の参加が多くうれしい。職員の絆が深まり、子どもに生き生きと教えられるよう仕事に生かしてほしい」と話した。

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