石巻市復興・防災マップコンクール　市長賞に万石浦小　危険場所など工夫し作成

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　第７回石巻市復興・防災マップコンクール（市教育委員会主催）表彰式が１９日、市役所で開かれた。市内１６小学校と６中学校から８４作品の応募があった。最高賞の市長賞には万石浦小が選ばれた。

　同小は４年生４４人が、地域住民にインタビューする人や説明文を書く人など役割を分担。学校周辺の地図を描き、危険な場所に赤丸シール、防災無線や防波堤がある場所に青丸シールを貼り、写真付きでどのように危険か、どのように災害に役立つかなどの説明文を記した。また防災士にインタビューしたり、想定される津波の浸水深ごとに地図の範囲を色分けしたりと工夫を凝らした。

　表彰式では、審査委から「とても役立つマップにまとめている。子どもから大人まで楽しく見ることができる仕掛けもあり、今後マップを発信・活用する意欲が感じられた」とたたえられた。

　阿部妃紗（みすず）さん（１０）は「分かりやすい文章を書けるよう頑張った。調べていく中で、地割れが起きたところを初めて見つけたので気を付けたい」と話した。

　そのほかの受賞校は次の通り。

▽市教育長賞　
　大街道小

▽市地域連携会議会長賞　
　北上小

▽東北大災害科学国際研究所特別賞　
　飯野川小