(808)木の中の釘はしずかに青みたり/岩尾美義(1926~1985年)
無季の句で、感覚の句です。打ち込まれた釘(くぎ)が木材の中にあります。素材の圧力や組み合わされた全体の力がかかると思うのですが、釘が動いたり、ぐらついたりすることはありません。静止したまま木と木を繋(つな)ぎ、支えています。作者は釘の存在を感覚的に捉え、静かに青みがかっていくと表現しました。実際に…
関連リンク
- ・(807)骨格の弾けて戻る嚏かな/川田果樹(2003年~)
- ・(806)待春(たいしゅん)の日ざし溢(あふ)るる無縁墓地/鹿野佳子(1934年~)
- ・(805)冬帽を脱げば南に癖毛立つ/今井聖(1950年~)
- ・(804)マフラーを巻き寂しさを戒める/野名紅里(1998年~)
- ・(803)約束はいつも待つ側春隣/浅川芳直(1992年~)
関連タグ
最新写真特集
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
仙台市クマ出没情報
仙台市メール配信サービスより
- 7月4日(木)午後6時半頃、青葉区上愛子字芦見、2頭(いずれも体長不明)
- 7月4日(木)午前11時15分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長100cm以上)
- 7月2日(火)午後0時10分頃、泉区朴沢字西又、2頭(体長70cm前後1頭、体長50cm前後1頭)
- 7月1日(月)午後4時半頃、太白区秋保町湯向、1頭(体長100cm以上)
- 7月1日(月)午後4時40分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長70cm前後)
- 6月28日(金)午後5時50分頃、青葉区郷六字大森、1頭(体長不明)
- 6月28日(金)午前7時40分頃、太白区秋保町馬場字滝原、2頭(いずれも体長不明)
- 6月29日(土)午前11時15分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長100cm以上)
- 7月1日(月)午前8時10分頃、青葉区芋沢字花坂下、1頭(体長不明)