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はだしで快走、新春恒例「寒風マラソン」 70人、心身鍛える 日本教育空手協会

寒空の下、はだしで走る参加者たち

 NPO法人日本教育空手協会の新春恒例行事「寒風マラソン」が28日、石巻市桃生町であった。

 幼児から一般まで約70人が、桃生町永井の道場から桃生小永井分校跡地近くまで往復1.2キロを、元気に掛け声を上げながらはだしで走り切った。

 石巻市向陽小3年阿部陽心(ひなこ)さん(9)は「はだしで走るのは少し痛かったが、全員で走ると心が温まり元気になれた。今年もみんなと仲良く空手を頑張りたい」と意気込んだ。

 小野寺脩理事長は「新型コロナウイルス禍など、大変なことが多い中だが、子どもたちは元気の源。マラソンや稽古を通じ、返事やあいさつなどの基本から確認できる機会にしてもらえればうれしい」と話した。

 完走後は新年の祈願祭や餅つきをしたほか、文化庁の地域文化功労者表彰を受けた樫崎法印神楽が披露された。

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