住宅火災、初期消火に貢献　男性４人を表彰　石巻地区消防本部

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　的確な判断と迅速な対応で東松島市赤井の建物火災の被害を最小限に防いだとして石巻地区消防本部は、いずれも同市赤井の無職佐々木秀一さん（７６）、会社員遠藤英人さん（５７）、無職菅原昭三さん（８２）、自営業伊藤貴雄さん（４９）を表彰した。

　消防本部によると、昨年１２月２４日午前１１時４５分ごろ、同市赤井の市災害公営住宅の一室から出火。近くに住む佐々木さんはガラスが割れる音を聞き、火災を発見、現場で消火器を噴射した。伊藤さんは佐々木さんの依頼で１１９番通報。遠藤さんと菅原さんは水をかけ、消火に協力した。火災でけが人はいなかった。

　１月２９日に本部であった感謝状の贈呈で、佐々木さんは「当たり前のことをしたまで。日頃からストーブの近くに燃える物を置かないなどの備えをきちんとやっていくことが大切だと思った」と話した。

　大内正治郎消防長は「的確な判断と勇気ある行動の結果。火災抑止と被害軽減のため、さらなるご協力をお願いしたい」と感謝した。