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能登半島地震 被災地・珠洲市へ、石巻市社協が職員派遣 支援ニーズなど調査

出発に向けたあいさつをする今野主幹(中央)

 石巻市社会福祉協議会は8~14日、能登半島地震の被災地である石川県の珠洲市社協にボランティアセンターの今野啓夫主幹(45)を派遣する。同市穀町の市ささえあいセンターで6日、出発式があった。

 県内では全国都道府県社協の支援と別に、石巻、東松島、女川など6市町社協が交代制で職員を派遣。第1陣の女川町社協職員が3日から現地に赴いている。今野さんは現地の支援ニーズの調査やボランティアの調整などの支援をする。

 東日本大震災時にボランティアの調整をした今野さんは「同じ被災した人間としてやれることがある。同じ目線で寄り添って支援したい」と意気込んだ。

 林久善会長は「震災では石川県からたくさんのボランティアに来てもらった。私たちがお返しする番。珠洲市民のために任に当たってほしい」と訓示した。

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