東北楽天、東松島で野球教室 市内スポ少4チーム参加 元選手3人が熱血指導
プロ野球東北楽天のアカデミーコーチによる野球教室が4日、東松島市の奥松島運動公園で開かれた。市内のスポーツ少年団4チームから約60人が参加。東北楽天で活躍した元選手の聖沢諒、岩崎達郎、石田隆司コーチが指導した。
参加者はチームごとに内外野手と投手に分かれ、交代で全ての指導を受けた。
外野を担当した聖沢コーチはフライの捕球を中心に、守備や走り方について紹介。「普段走る時と同じように、グラブを着けている方の腕もしっかり振るのが大切。グラブを出すのは捕球する直前。顔の前でなく耳の横辺りに構え、捕る際は片足を前に出すとよい」と助言した。
東松島ドリームズに所属する、大曲小6年の相沢瑛斗君(12)は「普段は投手。投げる際の体重移動や、フライの捕球について勉強になった。今後もリトルシニアで野球を続けるので生かしていきたい」と話した。
球団は2021年、同市とスポーツ交流活動に関するパートナー協定を結んだ。これまでも少年野球用のベースや蓄電池の寄贈のほか、新入団選手が被災地を訪問するなど、連携事業を行っている。
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