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防災人材の育成後押し 石巻市、B&G財団と協定 油圧ショベルのお披露目も

油圧ショベルのデモンストレーションを見学する関係者

 災害時に使う重機などを扱える職員を増やす目的で、石巻市は、公益社団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団(東京)と協定を締結した。

 同財団が配備した防災倉庫(石巻市大橋1丁目、石巻地区消防本部脇)にある設備や重機を操作する人材を育成するのが目的。2日、現地で協定書への調印式と油圧ショベルのお披露目があった。

 同財団は2022~24年の3年間で上限3900万円の支援を決めており、これまで防災倉庫と油圧ショベル、スライドダンプ、救助艇などを配備した。人材育成事業も支援の一環。

 協定後、斎藤正美市長は「今後も市民、職員一丸となって安心安全なまちづくりに努めていく」と感謝した。同財団の菅原悟志理事長は「重機は非常時に動かせるよう普段から使っていただきたい。子どもたちや市民のため支援していく」と述べた。

 石巻市は今後、既に同財団と協定を結んでいる大崎市・亘理町との連携などについても検討する。

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