息合わせ綱引き、縄跳び スポ少団員ら200人交流 石巻・河南地区駐在所杯4年ぶり
地域のスポーツ少年団の選手や保護者が交流する「第37回河南地区駐在所杯争奪綱引き・縄跳び大会」が4日、石巻市広渕小であった。
地区内の野球や剣道の6チームから選手と保護者約200人が参加した。綱引きは選手だけの単位団部門と、選手と保護者5人ずつでチームを組むふれあい部門を実施。親子らが息を合わせて力いっぱいに綱を引いた。地区内の駐在所員が審判役を担った。
綱引きの単位団部門を制した須江小クラブの大浪翔君(12)=石巻市須江小6年=は「みんなが団結したので優勝できた。他のチームとも交流できて楽しかった」と話した。
大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で4年ぶりの開催だった。主催するかなんスポーツ少年団連絡協議会の米谷正信会長は「大半の子どもたちが初めての経験で、燃えていた。さまざまな種目が交流する機会は他にない。今後も続けていく」と語った。
縄跳びは個人戦と長縄跳びの団体戦を実施した。
結果は次の通り。
【綱引き】
▽単位団
(1)須江小クラブ
(2)鹿又ベースボールクラブ
(3)前谷地小笠松クラブ
(3)北小フェニックス
▽ふれあい
(1)鹿又ベースボールクラブ
(2)北小フェニックス
(3)広渕クラブ
(3)須江小クラブ
【縄跳び】
◇団体
(1)鹿又ベースボールクラブ
(2)広渕クラブ
(3)前谷地小笠松クラブ
◇個人
▽持久跳び2年生以下
(1)大槻匠吾(鹿又ベースボールクラブ)
(2)高山昂己(広渕クラブ)
(3)窪田澪音(広渕クラブ)
▽持久跳び3、4年生
(1)高橋祥太(北小フェニックス)
(2)高山結多(広渕クラブ)
(3)阿部日菜子(前谷地小笠松クラブ)
▽持久跳び5、6年
(1)加藤蓮(広渕クラブ)
(2)及川瑛純(須江小クラブ)
(3)手代木優菜(剣道合同)
▽ダブルサイクル
(1)鈴木泰生(広渕クラブ)
(2)伊藤豪希(北小フェニックス)
(3)斉藤悠真(須江小クラブ)
【総合】
(1)鹿又ベースボールクラブ
(2)広渕クラブ
(3)北小フェニックス
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