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能登半島地震 東松島市派遣職員が現地状況報告 4市町に物資、見舞金届ける

被災地の現状を報告する小山副市長(右)

 能登半島地震の被災地支援と調査で東松島市が石川県に派遣した小山修副市長ら職員3人が7日、同市に戻り、現地の状況を渥美巌市長らに報告した。

 3人は5日午前10時半に東松島市を車で出発し、午後7時ごろに活動拠点の富山県高岡市に到着。6日から石川県輪島市、穴水町など2市2町を回り、支援物資や見舞金を届けた。

 能登町では石巻地方の有志でつくる任意団体「宮城災害支援KIBOTCHA(キボッチャ)チーム」の炊き出しを視察した。

 小山副市長は「ボランティアの受け入れ態勢はできている一方、街の中心部から離れたところは依然として人手が足りず、支援が手薄に見えた」と話した。

 渥美市長は「(発災から)1カ月が過ぎても前に進んでいない現状は気の毒と言うほかない。報告を参考にしっかりと支援していきたい」と述べた。

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