有効求人倍率1.54倍　13カ月連続、前年下回る　石巻職安管内・12月

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　石巻公共職業安定所（ハローワーク石巻）がまとめた管内の昨年１２月の有効求人倍率（原数値）は、前年同月比０．１６ポイント低下の１．５４倍で、１３カ月連続で前年を下回った。

　有効求人数は７．１％減の３６０２人で、１４カ月連続のマイナス。有効求職者数は２．８％増の２３４５人で、２カ月ぶりに前年を上回った。新規求職者数は１８．２％増の５００人で、３カ月連続で増加した。

　新規求人数は１７．０％減の１０１９人で、１５カ月連続のマイナス。産業別では建設が４４．９％減の１５８人、製造は７．３％減の１７７人、卸売り・小売りは１５．４％減の６６人だった。医療・福祉は１２．１％増の２６９人、サービスは９．６％増の１８３人だった。

　ハローワークの担当者は「どの産業も物価高騰の影響を受けており、プラスの要因が見つからない。建設業は復興関係工事の減少で、付随する公共工事も減っているようだ」と分析した。