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「ブルーインパルス」「模型」、魅力を紹介 東松島でコラボ展 あすまで

展示されたプラモデルを食い入るように見る子ども
塗装したり、やすりをかけたりしてプラモデルを組み立てたワークショップ

 航空自衛隊松島基地(東松島市)の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」のプラモデルを基軸に、ブルーと模型の魅力を紹介するイベントが23日、東松島市野蒜の奥松島クラブハウス内「GALLERY黒沢英介」で始まった。時間は午前11時~午後4時、25日まで。

 ブルーを撮り続ける写真家黒沢英介さん(53)、「イムハタ」の名で活躍するモデラー佐藤俊さん(39)=いずれも仙台市=のコラボ企画。プラモデルの楽しさを伝え、ギャラリーを盛り上げようと、2人ならではのイベントを開催した。

 佐藤さんが組み立てたブルーインパルスなどの模型12点を展示。黒沢さんの撮影作品が表紙を飾る模型キットや、既存の模型に取り付ける搭乗用はしごなど、マニア垂ぜんの限定商品も販売開始した。

 来場者は精巧な作品を食い入るように鑑賞。佐藤さんとプラモデルを組み立てるワークショップでは、子どもから大人までが真剣な表情で制作に挑んでいた。

 名取市から訪れた会社員丸毛義晴さん(46)は「搭乗員の動きなどまで細かく作り込んでいる。さすがだ」と話した。

 黒沢さんは「自作がプラモデルの表紙になったのは夢のよう。模型を通じてインパルスの魅力をより知ってほしい」と笑顔で語った。

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