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紙飛行機、滞空時間長~く 競技会に小中生ら20人 石巻

紙飛行機を力いっぱい飛ばす参加者

 自作の紙飛行機を飛ばし、滞空時間を競う「折り紙ヒコーキ滞空時間競技大会」(CSサポートみやぎなど主催)が25日、石巻市北村の遊楽館アリーナで開かれた。

 大会は小学生の部(4年生以上)と一般の部(中学生以上)に分けて実施。県内の小中学生や保護者ら約20人が参加した。競技は持ち時間3分で1人3投まで飛ばし、一番良い記録を持ちタイムにして上位3人が決勝に進出。決勝も同じルールで行い、優勝を決めた。

 参加者は2019年の第2回折り紙ヒコーキ全国大会5位(宮城予選優勝)の渡辺宏紀さん(県東部教育事務所次長)からオンラインで折り方の指導を受けた。完成させると、滞空時間が長くなるような投げ方を探りながら何度も紙飛行機を飛ばした。

 予選では一般の部で9秒を記録する選手もいるなど健闘が目立った。小学生の部で優勝した涌谷町月将館小6年の佐々木陽向君(12)は「長く飛んでいられるように高く投げた。紙飛行機はほとんど作らないので新鮮な気持ちだった」と喜んだ。

 大会は今回が初開催。CSサポートみやぎの今泉良正代表は「今と昔の遊びを交ぜた内容も考えて、第2回、3回と活動の回数を重ねていきたい」と語った。

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