北海道更別村の文化団体、友好都市・東松島で交流　歌や太鼓、互いに披露

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　東松島市と友好姉妹都市関係にある北海道更別村との結びつきを強める「文化交流の集い」（ＮＰＯ法人東松島市芸術文化振興会主催）が、市コミュニティーセンターであり、合唱や舞踊、太鼓など日頃の練習の成果を披露し合った。

　東松島と更別村の文化団体計約１０団体が参加。東松島からは昨年、市の教育文化功労に表彰された男声コーラスカルテット「ハラハラシンガーズ」が「東松島賛歌」や「乾杯」などを歌い上げた。更別村からは「さらべつかしわ太鼓保存会」が駆け付け、会員約２０人が力強い音色で会場を盛り上げた。

　保存会のメンバーの一人は「ずっと交流がある方々と再び会えてうれしい。これからも友好関係を続けたい」と思いを語った。

　東松島と更別村の交流事業は１９９１年に始まり、互いの地域を行き来して文化、スポーツ、教育などの分野で交流を図っている。

　２月２４日にあった集いの冒頭、東松島市の小山修副市長が更別からの出席者に「震災後に同市を元気づける演奏をしてくれてありがたかった」と感謝した。志小田美弘・市教育長も「子どもたちの交流も盛んにあったので継続できればいい」と話した。