(840)余寒なほ不覚に踏外せし一段/山本つぼみ(1932年~)
暦が秋になっても長引く暑さを残暑というように、春になっても残る寒さを余寒といいます。雪が少なくなり、緑の草が生え始め、春の気配はそこかしこにあるものの、上着や部屋の暖房はまだまだ活躍する頃です。なおも募る寒さに思いを馳(は)せていると、ふと階段を踏み外してしまいました。私もたまに階段で転びますが、…
関連リンク
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