(843)朝寝して不思議な夢を出入りする/山田佳乃(1965年~)
時計もアラームもない昔の人々は日の光で目覚め、一日を始めていました。「春眠暁を覚えず」とは、過ごしやすい春の朝が心地よく、夜明けに気付かずに寝過ごしてしまうことです。朝寝もそれに近い言葉で、春の日が差す早朝の気持ちのよい眠りのことを指します。淡い覚醒の中で、作者はさっき見た不思議な夢を思い出しなが…
関連リンク
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