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コミュニティー再生へ 健康増進など活動内容共有 石巻の40団体、担い手が研修

立っても座ってもできる体操を体験する参加者たち

 石巻市社会福祉協議会は13日、市内のサロン活動団体が集まり、互いの活動内容を体験する研修・交流会を市河北総合センターで開いた。

 約40団体の約120人が参加。市社協の久保智光事務局長は「東日本大震災後、コミュニティー再生事業を続けてきた。日頃のつながりは大事。体を動かして楽しく学び、地域の発展に生かしてほしい」と話した。

 5団体、2個人がブースを開き、普段の活動内容などを紹介した。河北地区で活動する「楽笑会」は座ったままでもできる簡単な体操を実演。口の運動を取り入れた歌の歌い方や、紙で作った魚を糸に付けた磁石で釣るゲームを体験できるブースもあった。

 開北地区を中心に活動する「開北ダンベル」に参加する主婦阿部博子さん(69)は「月2回、玄米入りのペットボトルを使った運動などをしている。ペットボトルや紙コップを使ったボウリングのようなゲームが面白かったので、取り入れたい」と話した。一方で「活動には決まった人しか参加しない。移動手段の確保が難しくて参加できない人もいる。どうにかしたい」と述べた。

 会場には市社協や市職員による相談・情報コーナーも設けた。

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