地域産業の魅力再発見 宮城、山形の大学生がワークツアー 地元就職に興味高まる
宮城、山形両県や両県の商工会議所連合会などでつくる宮城・山形未来創造会議は14、15の両日、地元企業を訪問する「みやぎ・やまがた若者交流フィールドワークツアー」を開いた。両県の学生17人が参加し、就職活動などに生かそうと地域の産業を学んだ。
15日は木の屋石巻水産(石巻市魚町1丁目)の美里工場(美里町)を訪問。サケの中骨の水煮缶詰の製造工程を見学した後、事業概要や水産加工業を取り巻く環境などの説明を受けた。
広報担当の社員による仕事内容の紹介もあり、参加者は「どうやってマーケティングの知識を身に付けたのか」「情報発信で大切にしている考えは何か」などを積極的に質問した。看板商品のクジラの大和煮と金華さばのみそ煮の缶詰の試食もした。
参加した東北大経済学部2年の種市希美さん(20)は「鮮度へのこだわりを感じた。東京に就職しようと思っていたが、地元の企業も見てみたいと思うきっかけになった」と話した。東北芸術工科大デザイン工学部2年の松田勇輔さん(20)は「手作業の製造工程を見て缶詰の印象が変わった。自分の知らなかった業界を知れて視野が広がった」と語った。
ツアーを企画運営した県総合政策課の石川聖さん(34)は「地域の魅力を再発見してほしい。ツアーの経験や体験が就職に向けた一助になればいい」と期待した。
14日は村山市のにぎわい創造活性化施設「LinkMURAYAMA」や東根市の建築材料メーカー「アイジー工業」を見学。15日は女川町のNPO法人アスヘノキボウも訪問した。
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