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スケボーパーク、東松島・鷹来の森にオープン 初の市営 滑走抜群、8種類のセクション

セレモニーを終えたスケートボードパークでは、早速子どもたちや愛好者らが滑りを楽しんでいた
スケートボードパーク完成を祝って行われたテープカット

 東松島市鷹来の森運動公園に、市内初の市営スケートボードパークが完成した。セクションと呼ばれる障害物が設置され、愛好者や子どもたちが早速パークの滑り具合を楽しんだ。3月末までのプレオープン期間は登録なしで利用できる。

 パークは休憩・観覧スペースも含めて1095平方メートル。バンクと呼ばれる斜面、縁石タイプ、カーブタイプ、棒状のレールなどの障害物を8種類設置した。無料で利用できる。総事業費は約4388万円。

 10日に現地でオープニングセレモニーがあり、渥美巌市長は「スポーツ健康都市を宣言している市として、五輪競技に選ばれているスケートボードを普及発展させる役割がある」とあいさつした。

 東松島市スケートボード協会の勝又秀樹会長は「アール(曲面)がなく、ストリートに特化した設備は全国的に珍しい。初心者から経験者まで楽しめる作りになっており、年代にかかわらず、さまざまな人が交流できる場になってほしい」と期待した。

 スケートボードの全国大会「FLAKE CUP」などに出場している東松島市矢本東小3年村瀬晴君(9)は「地面がザラザラしていないので滑りやすく、障害物も多くて楽しい」と笑顔を見せた。

 開園は午前8時半から日没まで。休園は月曜と年末年始など、鷹来の森運動公園に準じる。事前に利用登録をする必要があるが、プレオープン期間は登録の必要はない。

 利用登録は市役所の窓口のほか、郵送、メールでも受け付ける。利用者は市が発行する利用登録者証とリストバンドを携帯する。

 連絡先は東松島市生涯学習課0225(82)1111。

鷹来の森運動公園スケートボードパーク 施設概要 - 東松島市

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