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鈴寛ギャラリーが常設展 石巻地方の画家や作家10人、25点 石巻・和渕

常設展のギャラリー。展示開始を記念して運営メンバーや展示作品の作家が集まった

 石巻市和渕の築約100年の蔵を生かした「鈴寛ギャラリー」で6日、石巻地方の画家や作家を中心とした作品の常設展が始まった。

 絵画、彫金、陶芸の3部構成で、作家約10人が過去に展覧会に出品した作品など計約25点を展示している。従来の蔵のギャラリーとは別に、常設展に合わせて隣接する倉庫も改装し、ギャラリーにした。

 ギャラリーのオーナーの鈴木征一郎さん(83)は「心が洗われるような感激を体験してほしい」と話した。初日には展示作品の作家らが集まるパーティーがあった。

 2022年4月の開館当初から、鈴木さんと館長の庄司憲二さん(76)、顧問の佐々木洋さん(83)の3人で主に運営してきた。定期的に作品を入れ替えてきたが、搬出入作業の負担が大きく、一時は閉館も考えたという。作品を長く展示し続けられる手段として今回、常設展を開いた。

 12月29日までで、開館時間は土、日曜の午前10時から午後4時まで。作品の搬出入や中庭の管理をするボランティアを募集している。

 連絡先は090(5233)0911。入場無料。

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