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道の駅名称4案に 東松島・中1生にアンケート、来月30日決定 11月開業予定

4案からふさわしい名称を選び、投票する矢本一中の1年生

 東松島市は、三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に11月開業予定の道の駅について、名称を4案に絞った。最終的には市内3中学校の1年生へのアンケートで決める計画で、24日に3校で投票を受け付けた。5月30日に最終決定する。

 名称の候補は「東松島」「ひがしまつしま」「東まつしま」「ひがし松島」の四つ。道の駅事業の関係課でつくるプロジェクトチームが、親しみやすさや覚えやすさを勘案し、地域名を全国に発信する意図も込めて考案した。

 アンケートは矢本一、矢本二、鳴瀬未来の3中学校の1年生計311人を対象に26日まで、インターネットを利用して実施。1番ふさわしいと思う名称案に投票してもらう。道の駅に備えてほしい施設や扱ってほしい商品の希望も自由記述で聞く。

 投票結果を踏まえて、30日にあるプロジェクトチームの会議で決定する。

 道の駅は敷地面積1万4680平方メートルで、鉄骨2階の飲食物販棟1棟と平屋2棟を整備する。飲食施設や観光案内、デッキテラスなどで構成し、カキやノリなど市の名産を使ったメニューの通年提供を計画。施設全体の年間売り上げは6億7000万円を見込む。市の第三セクター東松島観光物産公社が運営する。

11月開業を予定する道の駅の完成予想図(東松島市提供)

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