談合再発防止検討委設置へ 石巻市、30日初会合 市幹部が課題抽出
石巻市発注の下水道工事を巡る官製談合事件で市職員2人が逮捕されたことを受け、市は25日、再発防止策を話し合う市官製談合再発防止対策検討委員会の設置を決めた。30日に市役所で初会合を開く。
各部の部長ら10人で構成し、総務部長が委員長、復興企画部長が副委員長を務める。官製談合に至った行政課題を抽出して再発防止策を話し合い、まとまった対応策を斎藤正美市長に報告する。
入札などに携わる課長ら20人で構成する幹事会から意見を吸い上げるほか、必要に応じて外部の有識者や委員以外の職員にも意見を聞く。
内容は市ホームページなどで公表する方針。市が官製談合の再発防止に向けた検討委を設置するのは初めて。
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