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大型連休 本マグロやホヤ、親子連れら祭り満喫 石巻地方

◇おがつ海鮮まつり

本マグロの切り身を多くの来場者が買い求めた=石巻市雄勝町

 「おがつ海鮮まつり」が石巻市雄勝町の道の駅硯上の里おがつで開かれている。5日まで。

 初日の3日、石巻魚市場から取り寄せた本マグロの切り身約20キログラムを赤身、中トロ、大トロに分けて約80パックを全て1パック2000円で販売し、15分ほどで売り切れた。親子連れらが射的を楽しみ、屋外で蒸したカキやホヤなどが販売された。

 栃木県佐野市から訪れた会社員島田良則さん(43)は「中トロを買ったので、刺し身にして食べたい」と話した。

 雄勝総合支所の鹿野忠一支所長(58)は「関係者一体となっておもてなしするので、より多くの人に足を運んでいただきたい」と語った。

 5日は午前11時半から「おがつのまっくろくろすけ」と名付けた海産物のゲリラ販売を行う。整理券の配布は午前10時から。

◇南三陸・潮騒まつり

焼き立てのカキやホタテが並んだ=南三陸町戸倉

 石巻市や南三陸町の海の幸と歌謡ショーが楽しめる第9回潮騒まつりが南三陸町戸倉の神割崎キャンプ場駐車場で開かれている。

 初日の3日は33店が並び、焼きホヤやカキ、ホタテ汁、海藻ラーメンなどが販売された。ステージショーでは「舞綺瓔(ぶきよう)」(石巻市)のよさこいや来場者がステージで歌声を披露するカラオケ大会が開かれた。

 石巻市小船越から訪れた診療放射線技師の佐藤佳代さん(22)は「ツブ貝の串焼きがおいしかった。人が集まる機会になって良いイベントだ」と話した。

 実行委員会会長で漁師の西條幸正さん(58)=石巻市=は「海の幸を食べたいという思いに応えたい。ステージショーも楽しんでほしい」と語った。

 最終日の5日は30店が出店予定。ステージでは歌謡ショーや餅まきを行う。

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