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通学路の危険箇所、確認 東松島・矢本東小、集団下校を訓練 地震などに備え

通学路の安全に気を配りながら集団下校する児童ら

 東松島市矢本東小(児童446人)は8日、登下校時間帯などの地震や集団下校に備えた全校訓練を行った。児童が通学路の危険箇所などを確認しながら下校し、通学時の安全確保について考えた。

 交通量が多い道路やブロック塀がある場所などを児童らに知ってもらおうと実施。急な天候の変化や不審者の出没も視野に、速やかに集団下校ができるよう取り組んだ。

 5時間目の終了後、全校児童が校庭に集合。相沢進校長が「どのように歩いたら安全なのか、一人一人が考えながら帰ってください」と呼びかけた後、学区内のエリアごとに分かれて下校した。

 同校は住宅街の中心に位置し、周辺には道幅が狭く見通しの悪い道路が多い。子どもたちは教職員の誘導に従い、周囲に注意を払いながら一列に並んで通学路を歩いた。車が通ったり、信号のない横断歩道を渡ったりする際は、高学年の児童が「車が来ます」「手を挙げて渡って」などと積極的に下級生に声をかけた。

 同校では2カ月に一度、集団下校を実施している。

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