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女川町グラウンド・ゴルフ協会活発 60~90代51人、和気あいあい

声を掛け合い、笑い合ってプレーを楽しむ会員たち
ホールポストに向かってボールを打つ会員たち

 女川町グラウンド・ゴルフ協会の活動が活発だ。60~90代の男女51人が所属し、平均年齢は79歳。町総合運動公園第2多目的運動場で週5日、プレーを楽しむ。「足腰の運動にいい」「しゃべりながらできて楽しい」。会員たちは和気あいあいとしながら熱心に競技に取り組んでいる。

 10日は約30人が参加。「ナイス」と声を掛け合いながら、15、25、30、50メートルの計8ホールを3ラウンドを戦った。会員たちは「みんな実年齢より10歳くらい若い」と話し、笑顔でボールを打っていた。

 グラウンドゴルフは鳥取県泊村(現湯梨浜町)の教育委員会が1982年、生涯スポーツ活動推進事業の一環として開始。高度な技術が必要なく、年齢を問わず楽しめることから全国に普及した。

 女川町では91年に協会が発足して以来、多くの町民がプレーを楽しんでいる。グラウンドゴルフ歴約10年の木村征郎会長(79)=女川町旭が丘2丁目=は「男女の差がほとんどなく、ルールも簡単。お年寄りだけでなく若者も楽しめる。生涯を通じたスポーツにしていきたい」と強調する。

 会員を随時募集しており「1人暮らしの人が多く、会話を楽しむ場にもなっている。やってみたい人がいればいつでも誰でも歓迎している」と話した。

 県内では県大会や女性だけが参加できる「なでしこ大会」などが活発に開催されている。石巻地方では女川町のほか、石巻市グラウンド・ゴルフ協会も活動している。

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