定期預金で地域応援　石巻信金、懸賞品付き企画を展開

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　石巻信用金庫は、新型コロナウイルス禍などで影響を受けた地域経済の活性化につなげようと、懸賞品付き定期預金を扱う「地域応援キャンペーン」を展開している。

　懸賞品付き定期預金は、新規預け入れの個人が対象。１年ものスーパー定期に１０万円以上５００万円までを預金した人の中から、抽選で計１０００人に地元商品や食事券などが当たる。

　このうち、第１募集期間（９月３０日まで）の懸賞品は、石巻地方の水産加工品や地場産品、商品券、食事券など（５０００円相当）で、当選は３５０人。

　また、石巻信金と広域連携先の東京東信金の取引先商品（７０００円相当）を抽選で１５０人にプレゼントする。第２募集期間は１０月１日から２０２５年３月３１日まで。

　地域応援キャンペーンの実施は４年目。コロナ５類移行後も継続することで、地元の飲食店や商店を支援しようと企画した。担当者は「懸賞品に地元の商品を使うことでバックアップしたい。石巻地方への貢献を通じ、地元の飲食店や商店のＰＲや顧客の裾野を広げることにつながれば」と話した。

　キャンペーンでは消費者ローン優遇金利もあり、地元商店で買い物したレシートを７０００円以上持参すると、０．７％引き下げられる。９月３０日まで。