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道の駅名称、「東松島」に決定 三陸道矢本PA隣接 11月下旬開業へ

11月下旬の開業に向けて工事が進む道の駅

 東松島市は30日、三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア(PA)隣接地に建設中の道の駅の名称を「東松島」にすると決定した。国土交通省への登録手続きを進め、10月15日の工事完了、11月下旬の開業を目指す。

 名称の候補は「東松島」「ひがしまつしま」「東まつしま」「ひがし松島」の4案があった。矢本一、矢本二、鳴瀬未来の市内3中学校の1年生を対象に4月、アンケートを実施。1番ふさわしいと思う案に投票してもらった結果、「東松島」が48.2%を集めた。

 投票結果を踏まえ、30日に開かれた市の道の駅整備構想推進プロジェクトチームの会議で最終決定した。

 会議では各部門の担当者が整備状況を報告した。工事の進ちょく率は現在38%程度。飲食物販棟などの鉄骨の組み立てが進行し、6月に外壁に着手する。

 施設内には、市内の観光地などを仮想現実(VR)で体験できるブースを設ける。日本三大渓「嵯峨渓」の景観や、航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が飛行する様子などが見られる。

 プロジェクトリーダーを務める八木哲也副市長は「土木や建築など各部門が順調に進んでいる」と話した。

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