東松島市、6月定例議会に28議案 一般補正3億400万円
東松島市は7日、定例記者会見を開き、13日開会の市議会6月定例会に提出する28議案を発表した。3億400万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計318億2487万円)や、市制施行20周年を記念した市史編さん事業に関連した条例の一部改正案などを提出する。
補正予算は、三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に11月末開業を目指す道の駅関連では、備品購入費3818万円などを計上した。教育費では市大曲小の北校舎解体工事に1512万円、奥松島運動公園多目的運動場の管理棟新築工事に637万円をそれぞれ措置した。
市史の編さん事業について、市は有識者委員会を設置する方針。委員20人程度で構成し、8月に発足する予定。委員会設置に伴い、委員報酬を日額8000円に設定するなどの市付属機関設置条例の一部改正案も提出する。
6月定例会の会期は24日までの12日間の予定。
松島基地の米軍演習、東松島市長が所感
米軍が航空自衛隊松島基地(東松島市)などで実施する大規模統合演習「バリアント・シールド」(7~18日)に関し、東松島市の渥美巌市長は「日米安保を踏まえた訓練は各所への抑止力になる。市としては過敏に問題提起せず、何ごともなく終わることを望む」と所感を述べた。
7日の定例記者会見で語った。松島基地では10日から訓練が展開される。演習関係者が市内飲食店などを利用すると想定し、市は市商工会や市食堂組合など関係機関に情報提供した。
演習の実施は航空機の離着陸回数や演習の規模に応じて算定される防衛省の「特定防衛施設周辺整備調整交付金」の配分などにも関係する。渥美市長は「騒音の実態など的確に把握し、国との交渉材料の一つにしたい」と話した。
市は基地周辺の騒音測定器を常設4カ所に加え、当面の間1カ所増設した。市の要望を受け県も2カ所追加する。
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宮城県警 みやぎセキュリティメールより
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