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市民が実演、発表楽しむ 「まなび舎」オープンキャンパスで講座紹介 石巻

講座の実演や体験が行われたブース

 市民が主体となって実施する生涯学習の講座、石巻市民大学「まなび舎(や)」のオープンキャンパスが2日、石巻市中央2丁目の市かわまち交流センターで開かれた。多くの市民が訪れ、講座の実演や体験、ステージ発表を楽しんだ。

 まなび舎は市民活動やまちづくりの関係者でつくる「いしのまき人財(ひと)・地域(まち)創生会議」が2016年から主催。市民が講師を務め、さまざまな分野の講座を開く。

 オープンキャンパスには本年度開講する30講座のうち17講座が参加。ステージや体験ブース、展示を通して活動内容を紹介した。参加者は講座の説明を聞いたり、みそ玉や雑貨作りを楽しんだりした。

 フラダンスの講座のブースでは、ハワイアンキーホルダーや押し花のしおり作り体験のほか、参加者が選んだ造花を使ってスタッフが髪飾りの製作を実演した。同市小船越の主婦阿部由美子さん(66)は「気に入った色合いですてきに作ってもらえた。材料は100円ショップで手に入る物もあり、手軽にできるんだなと思った」と喜んだ。

 オープンキャンパスは本年度開講式を兼ねて開催。センター隣の広場では関連イベントとして手作り雑貨などを販売するマルシェも開かれた。創生会議の苅谷智大会長(38)は「昨年のオープンキャンパスで講座に興味を持った人もいた。それぞれの活動内容を知ってもらいたい」と語った。

 各講座に関する連絡先は事務局の市教委生涯学習課0225(95)1111内線5054。

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