(920)あやめ艸(ぐさ)足に結(むすば)ん草鞋(わらじ)の緒/松尾芭蕉(1644~1694年)
芭蕉は1689(元禄2)年旧暦5月4日に仙台に着き、8日にたって壺(つぼ)の碑(多賀城碑)を見学した。出発の折、世話役だった画工の加右衛門は芭蕉たちに紺の染緒をつけた草鞋を贈り、芭蕉は「風流のしれもの」と感嘆した。掲句、印象的だった「紺の染緒」は省略し、「ちょうど端午の節句だから、魔よけの菖蒲(し…
関連リンク
- ・(919)死思えるは生きておりしよ著莪の花/大井恒行(1948年~)
- ・(918)朝焼や酢の金色(こんじき)を飯に打つ/土屋遊蛍(1944年~)
- ・(917)蝸牛伸びきつて殻はづれさう/吉田林檎(1970年~)
- ・(916)夏の傷と呼んであげようひざこぞう/及川真梨子(1990年~)
- ・(915)電波もて都会を包む五月闇/和田悟朗(1923~2015年)
関連タグ
最新写真特集
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
仙台市クマ出没情報
仙台市メール配信サービスより
- 7月4日(木)午前11時15分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長100cm以上)
- 7月2日(火)午後0時10分頃、泉区朴沢字西又、2頭(体長70cm前後1頭、体長50cm前後1頭)
- 7月1日(月)午後4時半頃、太白区秋保町湯向、1頭(体長100cm以上)
- 7月1日(月)午後4時40分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長70cm前後)
- 6月28日(金)午後5時50分頃、青葉区郷六字大森、1頭(体長不明)
- 6月28日(金)午前7時40分頃、太白区秋保町馬場字滝原、2頭(いずれも体長不明)
- 6月29日(土)午前11時15分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長100cm以上)
- 7月1日(月)午前8時10分頃、青葉区芋沢字花坂下、1頭(体長不明)