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東松島市議会定例会、開会 28議案提出 図書館に2階増設

 東松島市議会6月定例会が13日、開会した。3億400万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計318億2487万円)や市図書館の増築・改修工事の請負契約締結など28議案が提出され、人事案を除く12議案を原案通り可決した。

 市図書館は建設から31年が経過した。増築部分は鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積337平方メートル。津波の浸水想定区域内に立地することから2階建てにし、66人分の一時避難場所としても活用する。屋上にソーラーパネルを設置し、非常用電源として使う。

 総合評価一般競争入札で落札した久我建設(石巻市)と2億5795万円で契約する。工期は14日から来年4月30日まで。

 補正予算は、高齢者らを対象に今秋始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種事業に8050万円を計上した。自己負担は3000円程度になる見込み。対象者には9月ごろに予診票を郵送する予定。

 市矢本運動公園内に整備する津波避難タワーの建築工事請負契約締結は、総合評価一般競争入札で落札した日本製紙石巻テクノ東松島営業所(東松島市)と3億4100万円で契約する。工期は14日から来年2月14日まで。

 会期は24日までの12日間。一般質問は17~19日で、13人が通告している。

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