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石巻市消防団、県操法大会で2種目優勝 市長に報告 全国大会の健闘誓う

斎藤市長(右)に県大会優勝を報告する後藤団長ら

 石巻市消防団は、仙台市の県消防学校で開かれた県消防操法大会に出場し、2種目で優勝した。選手らが13日、市役所で斎藤正美市長に優勝を報告し、全国大会での健闘を誓った。

 県大会は2日にあり、ポンプ車操法に五つ、小型ポンプ操法に七つの消防団が出場し、速さや統率性などを競った。石巻地方代表の市消防団石巻地区団は、ポンプ車操法では大会史上最高の193.5点(200点満点)を記録した。

 市消防団の後藤嘉則団長(66)は「全国でも同様の力を出し、上位に食い込みたい」と述べた。斎藤市長は「全国大会は地域を挙げて応援したい」とねぎらった。

 出場選手は大学生2人を含む21~46歳の計14人。3月から週5日、同市大橋の防災拠点用地で練習を重ねてきた。佐々木泰弘班長(39)は「練習以上の力を発揮できた。全国でも期待に応えたい」と意気込む。

 全国大会は10月12日、利府町の県総合運動公園で開かれる。通常は各都道府県から1種目のみの出場だが、開催県のため今回は2種目とも出場できる。

 石巻地方の消防団は東日本大震災があった2011年の出場辞退と新型コロナウイルスによる大会中止を除き、14大会連続で全国大会に出場している。

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