(925)井戸をつく音に目覚めし帰省かな/金子兜太(1919~2018年)
「故郷秩父にて」の前書きがある。戦局の影が忍び寄る1943(昭和18)年、帰省して久しぶりの生家の朝を全身で感じている。「つく音」ということから釣瓶(つるべ)井戸だろう。水をくんでいるのは母親か。桶(おけ)の落ちて響く音が懐かしい。兜太はこの後繰り上げ卒業し入隊、戦地へと赴く。俳人兜太の原点は、故…
関連リンク
- ・(924)蛇去つて戸口をおそふ野の夕日/吉田鴻司(1918~2005年)
- ・(923)大坂や見ぬよの夏の五十年/藤堂蟬吟(1642~1666年)
- ・(922)蛇を見るときも一番前に立つ/今瀬剛一(1936年~)
- ・(921)赤い花買ふ猛烈な雲の下/富澤赤黄男(1902~1962年)
- ・(920)あやめ艸(ぐさ)足に結(むすば)ん草鞋(わらじ)の緒/松尾芭蕉(1644~1694年)
関連タグ
最新写真特集
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
仙台市クマ出没情報
仙台市メール配信サービスより
- 7月2日(火)午後0時10分頃、泉区朴沢字西又、2頭(体長70cm前後1頭、体長50cm前後1頭)
- 7月1日(月)午後4時半頃、太白区秋保町湯向、1頭(体長100cm以上)
- 7月1日(月)午後4時40分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長70cm前後)
- 6月28日(金)午後5時50分頃、青葉区郷六字大森、1頭(体長不明)
- 6月28日(金)午前7時40分頃、太白区秋保町馬場字滝原、2頭(いずれも体長不明)
- 6月29日(土)午前11時15分頃、泉区福岡字岳山、1頭(体長100cm以上)
- 7月1日(月)午前8時10分頃、青葉区芋沢字花坂下、1頭(体長不明)
- 6月28日(金)午前6時頃、青葉区新川字石橋、1頭(体長100cm以上)